2009年NY
学生の感想

『Tradition In Tap』 私は今回この、一人のマスターを題材とし、その功績を称え、皆で学び分かち合うという素晴らしいイベントに参加させて頂きました。英語が話せない中、始めてのアメリカで多少不安もありましたが、NYは居心地が良く、何一つ不便のないとても充実した一週間を過ごす事が出来ました。
イベントはワークショップだけでなく、ショーケース、タップヒストリートーク、ビデオプレゼンテーションなど様々なスケジュールが組み込まれていてとても贅沢な内容。中でも印象に残っているのが、今回トリビュートされたSkip Cunninghamのレッスン。まず15分間延々とフラップを続け、その後はひたすら熱弁でした。生憎私は英語が理解出来ず、話の内容が理解出来なかったのは残念でしたが、彼のその魂が込められているかのような話しぶりにはとても魅了されました。
ショーケースでは私も含め、このイベントに参加した人それぞれが自分の作品を踊りました。皆凄い個性があり、何よりもチャレンジ精神が旺盛で関心させられました。
今回のイベントを通じ、第一線で活躍している色々な方の貴重な話を沢山聞ける機会もありましたが、先述したように英語があまり解らず、悔しい思いをすることもしばしばでした。それでもこのイベント、そしてタップを通じて沢山の事を学び、また、自分を見つめ直す良い機会にもなりました。今回経験した事を今後に生かし、日本でも大切な事を伝えていけたらと思っています。今回この貴重な機会を与えて下さったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
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今回、3日間のTradition in Tap に参加させていただいたことは、私にとって『TAP』というものを考える機会となりました。
沢山のすばらしい先生方のレッスンを受け、リズムやステップを学べるということだけでなく、3日間を通して『TAP』そのものについてを学ばせていただいたような気がします。
今回はSkip Cunningham、Dr Spencerなどすばらしいマスターからレッスンをうけ、また、お話を聞くことが出来ました。
とても貴重なことなのだと改めて思います。英語が苦手で話の内容がちゃんと理解できないことが無念でした。
このTradition in Tap ではレッスンの他に タップの歴史授業や、マスター達の昔の映像もみる機会がありました。
めったに見ることが出来ないであろう映像に釘づけになりました。それは昔のタップなのではなく、今なお、新鮮で色あせることのないすばらしいタップでした。
沢山の先生方のレッスンやマスター達のレッスンを通して感じたことは、タップに対する思いが、形はちがくとも同じであること。
スタイルやステップが時代とともに変わっても、その基本は同じなのだなと改めておもいました。
そして先人達の、ステップ、リズムはもちろん、タップに対する考えや教え、そして人生をリスペクトしていて、それを次の世代に伝えていこう、残していこうという人々がなんて多いのだろうと思いました。
日本にもこうした気持ちが根付いていけば、日本とアメリカ、そして日本の中でも歴史がつながっていくのではないかとおもいました。

この3日間をとうして強く感じたことは『昔があって、今がある。』ということ。
私自身が今、タップを踊っている、その根底には、人から人へと伝え、つないできたものがあってこそなのだ。と
今はまだ、自分に何が出来るのか、何をしたらよいか掴めないですが、この気持ちを忘れずに日本のタップ界でがんばっていきたいと思います。
Tradition in Tapは、ただニューヨークに行ってレッスンをしているだけでは経験することの出来ないことばかりで、『TAP』というものに出会えた貴重な体験となりました。
このような機会を与えてくださった、みすみ先生をはじめ、BASEMENT藤井さん、サポーターの皆様、家族、そしてTradition in Tapの皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました!!!
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みすみゆきこ リポート
NY Tradition In Tapのスカラシップは今回で2回目でした。このイベントは1人のマスターに敬意を払うものなので、他にははない特別な意味や感動もあると思います。素晴らしいイベントです。
私は今回、ホーナーリーマスタークラスも持たせて頂きましたので、とても大きな責任を感じながら教えのお仕事をさせていただきました。
今回のトリビュートはスキップ・カニングハム氏。
彼はエンターテイナーで、サミー・デイビスJr.やグレゴリー・ハインズというようなタイプのマルチタップダンサー。特に歌は素晴らしいです。
タップのスタイルはフラッシュ(アクロバティック)ということで、ホーナーリーマスタークラスは自分のスタイルの中にフラッシュを取り込むという条件でした。私はフラッシュタッパーではないのですが、彼とヘンリーのつながりも深いので、ヘンリーに学んだフラッシュなものを入れて教えました。
彼のメンターであるDr.プリンス・スペンサー氏も参加して下さったので、スキップとプリンスのリスぺクト関係も目の当たりにする事ができて、とても素敵でした。
2人のスカラシップメンバーもとにかく頑張りました。舞台での彼らの踊りは、いつもながら感動します。
3日間のイベント期間中、関連イベントとしてNATIONAL TAP DANCE DAY のショーを観劇。そして今年はDr.Jimmy Slyde氏の1周忌イベントもありました。これがスカラシップメンバーには貴重な体験だったと思います。有名タップダンサーが一同に会し、皆がそれぞれジミーの想い出話をスピーチし、タップを踊りました。私もインターナショナル代表でスピーチを頼まれ、日本での思い出を話させて頂きました。
NYの良さは、イベント以外にもこのように色々なことを同時に体験できることです。

スキップ氏は、ジミー達の世代に隠れて、今まであまり名前が上がらなかったマスターです。そんな彼の貴重な映像やら経歴を聞く機会に接し、OLDタップマスターと呼ばれる方々も残り少なくなってきましたが、それでもまだまだこんな素晴らしい方がいらっしゃるんだなーって思った今回のNYでした。
タップの歴史は本当に深いです。
来年がどなたのトリビュートか、今から楽しみです。
みすみゆきこ
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