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Jam Tap Companyの加藤邦保氏、そして保戸塚千春氏の熱意と大変なご努力により、アメリカのタップ・マスター、ジミー・スライド氏が3度目の来日を果たしました。
舞台のエピソード満点のインタビューです。 |
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| マーサメリー(以下M) |
Jimmy Slyde公演お疲れ様でした!
ご成功おめでとうございます!!
まずはJimmyさんとの久々の共演を終えての一番の感想を聞かせて下さい。 |
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| みすみ“smilie”ゆきこ(以下S) |
| とにかく心温まる幸せな毎日でした〜。 |
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M:舞台のSmilieを見て驚きました!髪の毛がショートになっていた!
ショートでカーリーもよくお似合いです。 |
S:いえいえ。実は大好評だったロングのストレートを思い切って泣く泣くCUT。
理由は、今回シルクハット、ダービーハット、カンカン帽と、帽子の衣装が3つあったんです。
長いと結ばないと似合わないのですが、シルクハットは低い位置に結ばないとかぶれないんですよ。
その上、ストレートだと帽子がすぐ脱げちゃって踊りに支障があるので、私のヘアスタイリストさんと相談して短い方が合うだろうということで、衣装に合わせたんです。
こんなに切ったの、スポーツ選手だった中学生時代以来ですよ〜。
お客さんの中には、私を探してしまいましたって言う方が多かったです。まさかショートだと思ってなかったようで〜。ストレートにしたのを見ないままの方もいましたしね(プログラムの写真だけでお楽しみ下さい笑)。
これも今回の舞台への意気込みの1つです〜(笑)。 |
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M:そんな気合いたっぷりの舞台。出演者の意気込みを十分感じることができました。
また舞台を通じて、Jimmyさんがとても暖かい方だということは伝わってきました。
彼が稽古場に来られた時のみんなの反応はどうでしたか? |
| S:リハ室の空気が一揆にJimmyの優しさに包まれました。私や何人かの人は過去にJimmyと何度も会ってるので、再会を喜びハグしたり話たりしたのですが、今回の出演者は初めてMasterレベルの方と会う人がほとんどだったので緊張してました。加藤先生が「飛びついても抱きついてもKissしてもいいぞ〜っ」って言ってたのですが、皆本物のJimmyがそこにいるのが信じられないような感じで固まってました(笑)。英語がしゃべれればナぁ・・・って声をたくさん耳にしました。そしてJimmyが踊りだすと涙を流す人もいました。 |
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| M:そんな雰囲気の中、リハーサルはどのように進んでいったのでしょうか? |
| S:バンドさんも緊張してらしたようだったんで、彼らに語りかけながら、歌いながら、こう演奏して欲しいという事を優しく伝えてました。そしていつもおっしゃってる「ミュージシャンとダンサーがリスペクトし合う事が大事だ」という事を身をもって示して下さったように思いました。ミュージシャンには「ダンサーを見て演奏してください。それが一番大事です」って言ってました。Jimmyは踊りながら指揮者をしてるようなもんですからね。 |
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| M:私も、Jimmyさんが時よりミュージシャンの方に駆け寄り(正しくはtappingしながら寄り)ながら、そばで一緒に演奏をしているように、そして歌っているように、またミュージシャンの気持ちの中に入っていくような彼の踊り、そしてそのエネルギーを前に持っていき、観客と分かち合うステージに音楽との一体感を感じることができ、大変感銘を受けました。ああ、まさにJimmy Slyde氏をライブで観ている実感!! |
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| M:前回Jimmyさんから託されたメッセージは、Keep on dancingでしたが、今回は? |
| A:今回も同じです。そして1人1人それぞれにメッセージを残していってくれま した。 皆の宝になった事でしょう。 |
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| M:Smilieにはどんなメッセージを残してくれましたか? |
| S:Keep on tapping, keep on smiling and dancing beautifuly. Always the best! |
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| M:「タップを、笑顔を、そして美しく踊り続けること」「いつもベストを!」というこのメッセージは、「練習を怠らず毎日を大切に。生きることを大切に。」というメッセージが込められいるように思います。 |
S:その通りですね。いつも私にはこのメッセージを言ってくれます。
Jimmyですら、今回の為に体力作りと健康管理をしっかりされて、練習までしてきたそうですよ。本当に尊敬します。 |
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M:プロの精神をさりげなく見せてくれる、それが本物のプロではないでしょうか。今回公演後の楽屋で、Jimmyさんをご紹介してくださり、ありがとうございました。
彼は、初対面の私にも、温かく接して下さり、思っていた通りの、Smilieが話していた通りの方でした。 |
| S:いえいえ、マーサメリーさんからの花を喜んでらっしゃいましたよ。 |
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| M:さて、今回Smilieが出演をした各演目への思い入れや感想、エピソードを聞かせて下さい。 |
S:今回は5曲躍らせて頂きました。
まずはオープニング。Jam時代にいつも着ていた燕尾にTopHat。懐かしかったですね〜。やはり豪華ですよね。このナンバーはいくつかのセクションに分かれてたのですが、最初は曲のド頭に出るはずだったそうですが、リハ時私がNYに行ってて、いなかったもんですから変更になったんですって(笑)。っで私は最後のPartのメインで1人プラス大勢ってなってたんですが、話の流れで男性とペアでも組もうかって事になって、私が出した希望が両手に花!!松本さんと佐藤勝さんが欲しいと。かっこいいダンディーな踊りなら彼らですもんね(笑)。Jam時代は、私に限って男性と踊る機会があまりなかったんですよ〜。加藤氏いわく、「みすみは強すぎる」って・・こんなにか弱いのに・・(爆)。 |
| M:( ̄▽ ̄;) |
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S:ほんの1フレーズだったけど、はべらせて、幸せなひと時でした(笑)。その後追加になった藤林さんのナンバー(男性4名をはべらせて)には負けましたが・・・(笑)。
最後のパートは加藤氏が悩まれていたので、私も協力して一緒に作りました。
せっかくこれだけの豪華メンバーだからALL STARSにしようと言う事で、めったに共演できないメンバーで、大オープニング!Brodawayのような華やかさでした。まるでフィナーレのようだね、って感じでした。
これくるくる半回転ずつするんですが、半回転って結構難しくて、回りすぎちゃいそうになるんですよ。
「オケ、正面、オケ、正面・・・」って歌いながら必死でした。生バンドなんで早かったりすると特に大変でね(笑)
次に橋本サチさんの作品でToo darn hot. 昨年亡くなったアン・ミラーのナンバーは大好きでした。
久々にJazz Danceが多く取り入れられたTapでした。独特の感性できめ細かい所まで振りがつくんですよね。そしてメンバーも振付も変更につぐ変更で最後の最後まで色々苦労しましたが、彼女の想いが1つになり、皆で作りあっていったという感じです。2回ほどテンポが変わるので、バンドさんと息を合わせるのがとても大変でした。アカペラの所のマキシフォードと手・首の組み合わせや、パドル&ロールと帽子のUp、Downは本当に大変でした。いつも簡単にやってるStepが手振りがつくと踏めなくなるんですよね。大発見でした。皆ですごく練習しましたよ。皆さんも是非試してみてください。初心者さんの気持ちがわかるかもしれない。
とにかくこのナンバーは、忙しいメンバーが週3回集まって練習したんで、思い出深いです。とても楽しいリハでした。すでに皆が恋しいです(笑)。
話は変わりますが、打ち上げ後、真夜中4時頃にサチさんとはるこさんと3人で、東京ドームの温泉行って、仮眠して朝食はスタバ、その後ジェットコースターに乗って別れました(笑)。別れが惜しかったな〜。
次にアイリッシュ。あの総勢何名でしょうか、すごいですよね。袖中まで人がいつんですよ。最初加藤氏から「みすみと宇川は袖中でやるんだ。端に座ってる人から見切れる所にみすみ・宇川がいるって驚くだろ」って(笑)。結局背の高さなどの関係でそれは実現しなかったんですがね。
ものすごい狭いスペースで怖かったけど、なんかすごく楽しかったんですよ。
「1234!たこやきたこやきもんじゃもんじゃ・・・」とかってね(笑)。あれに命かけてる人もいましたよ(爆)。 |
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M:たこやきたこやきもんじゃもんじゃ・・??? |
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S:リズムを歌うとこうなったの。吉野さんはさすが関西人でおもしろくってね。16分音符を「たこやきたこやき」って言うので、じゃ関東はもんじゃもんじゃだって8分音符をこう歌ったのー(爆) |
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そして私がメインで躍らせて頂いたアンサンブルナンバー「I wanna ba a daicing
man」。これは音楽が難しく、ダンサー&バンド泣かせでしたね。
1234.1234.123.12.12345って言う具合に変拍子なのでまずは音を覚えるのが大変でした。
アンサンブルは加藤氏の振付で、皆の振りにあわせるところとSOLOで自由にやるところがコンバインしているので、とても制約された中の自由で大変でしたね。でも加藤氏の愛情が一杯感じられた作品ですし、私も7年ぶりの加藤氏の作品でうれしかったです。奥様がご覧になって「やはり加藤さんの振付作品にみすみさんは欠かせないわね」っておっしゃってくださったそうで、とてもうれしかったです。加藤氏が信頼してくださっているのがわかったし、感謝を込めてStageに立ってました。 |
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M:私もそれは感じました。客席まで伝わってきましたよ。 |
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S:この作品の最後は後ろにさがっていってポーズなんですが、最後に軽くお辞儀をしてたんですが、後ろで見てる加藤氏への感謝。そして私は波乱万丈の人生でしたが色々乗り越えて踊り続けてこれたことは、Jimmyがいたからなんですね。色々救ってくれたそんなJimmyへの感謝の気持ちを込めて自然にでちゃったんです。
そしてフィナーレ。これは松本さんの作品で、楽しかったですね〜。
リズム劇場を思い出しました。最後のRexの歌も最高でした。あの歌詞「miss me〜♪」って何度かでてくるんですよね。「みすみ〜♪」私の名前呼んでる〜って喜
んで聞いてました(笑)。
Rexは私の友人の香港人Tap Dancerの後輩にあたるそうで、色々話も盛り上がりました。
グランドフィナーレの時、階段の上からのJimmyの登場で、皆ウルウルしてたと思うのですが、初日はこの10年間の色々な想いが走馬灯のように流れ、思わずJimmyの胸で号泣してしまいました。
「涙はだめだよ」って言われたので、その後はこらえましたが、やはり打ち上げの後は号泣してしまいました。でもJimmyも「Smilieはいつも僕を泣かせるんだよ」って一緒に泣いてくれました。本当に色々見守っていてくれたんです。しんどい時そこに必ずJimmyが救いの手を差し伸べてれてたんです。とにかく踊り続けていられるのはJimmyのお蔭です。そして出会いを下さった加藤氏のお蔭です。今回はただただその恩返しの気持ちが強かったです。 |
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M:打ち上げのJimmyさんの、みんなの、そして加藤先生、保戸塚さん達のご様子はいかがでしたか? |
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S:満足気でしたよ。そしてもうすでに次の目標をもってらっしゃいます。加藤先生のいきなはからいで、1人1人がツーショットでJimmyと写真をとれて、メッセージをもらえました。
皆感激で涙してました。そしてJimmyも大変だったと思うのですが、嫌な顔もせずに。
ありがたいです。 |
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M:次ぎの目標!それはどんな感じのものになりそうですか? |
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S:いや〜、私は特別目標とかもたないんです。与えられた仕事を1つ1つ着実に一生懸命取り組むのみです。 |
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M:グッバイは成田でしたネ。 |
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S:この日は川村君の誕生日だったので、彼にプレゼントを、そして昔から知ってる私のFamilyにプーさんのぬいぐるみのプレゼントを買って下さいました。いつも他人の事を考えてる・・そういうお人柄が、あの包み込むような暖かい踊りになるのでしょうね。 |
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M:舞台の陰に人生あり。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
これからもますますのご活躍を期待しています。
また機会がありましたら、 TamTamTapに出演して下さいネ。
Smilieの踊りを待っている人達はたくさんいると思います。 |
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