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3年ぶりのLas Vegas。日本では大量の花粉が話題になっていますが、Vegasも乾燥しているし、花粉がかなり多いようで、Vegas住む友人も花粉症に悩んでいました。
今回は久しぶりにDr.Henry Le Tang氏に会うのをメインに渡米しました。
彼は私の師匠。Greogryと彼の愛する妻を同年に亡くされて以来、元気がなくなったと聞いていました。そして肺炎もわずらい入院していた時期もありました。何度電話しても留守電なので、大変心配していました。ずっと心で祈りつつ、やっと今回Vegasに行く機会に恵まれました。
もうすぐ90歳の彼は、スタジオのある家はそのままにして、同じVegasに住む息子さんの家に移り住んだそうです。義理の娘さんに大変よく見てもらっていて、以前より顔色もよく、とても元気でした。大好きだった煙草とペプシコーラを絶ったのだそうです。そしていまだに、プライベートレッスンをしていて、生徒が訪ねてくるのを心から楽しみにしています。今はそれが生き甲斐のようです。私も恩返しの気持ちもありレッスンを受けました。
再会をとても喜んでくれました。私が全てのルーティンを覚えているので、大感激してくれました。
彼自信も記憶をたぐり、あの素晴らしいピアノは健在!!彼もすごく記憶力がよく、しっかりしてました。90歳とは思えないくらい。
今回は彼のWorkをレビューしながら、新しいアイデアも色々教えてくれました。やはりMusicianだなーって思いました。
楽しいひと時を過ごし、また必ず会おうと約束をして Henryの家を後にしました。
彼はよく言ってました。「Work!!(練習しろって意味です)。成功は一夜にしてならない。一夜でスターになる事やお金を得ることだけを考えてると、間違った方向に進んでしまう。とにかくWork! Work!! Work!!!」
そしてVegasにはBunny Briggs、Prince Spencerも住んでいます。
Bunnyは一時期病気だと聞いていましたが、元気でした。
私がStayしていた友人宅の近くにある日本で言うと「介護付き老人ホーム」のような所で手厚くケアを受け、快適に暮らしていました。部屋がどこかをスタッフに聞くと、「彼は私の大好きな人よ」と案内してくれました。
目と足腰が弱って「ストローラーが今の自分の妻なんだ」と言ってましたが、私とJamをしたり、Sessionをしたりしました。周囲の人が集まってきて喜んで見てました。
Bunnyは、Tapの話になるととにかくエキサイトしてました。たまにエキサイトしすぎてストローラーがあるのを忘れてしまい、「どこにいくの?と妻に怒られた」とジョークを飛ばしていました。いつもユーモアのセンスがあり、私を笑わせてくれました。
タップシューズは履かないけど、でもまだしっかりTapサウンドが聴こえます。
彼は教えた事がないそうで、「Yukiは僕の始めての生徒だー」と言って喜んでくれました。Stepではなく音楽的アイデアをFMを聞きながらSessionしました。そしてタッパーとしてのノウハウを色々教えてくれました。
彼自身は現役の頃、ロマンティックと呼ばれ、手を美しく使っていました。それが彼のスタイルでした。なので、手の爪をいつもきれいにしていたそうです。「それが大事だよ。爪を見せてごらん」と言ってました。そして彼のネイルケアセットを私にくれました。宝物です。
また色々な歴史の話をビデオを見ながらしました。
帰るときはすごく寂しそうにして、別れ際は泣いてました。「今度はいつ来るんだ」と何度も尋ねてました。
帰国前日に、もう一度彼を訪ねました。施設の方が皆すでに私の事を覚えてて、「日本から来たBunnyの生徒ね、こっちよ、こっち」と案内してくれました。(迷路のような所だったので)。
Say Byeだけで帰るつもりが、色々話したかったらしく、結局2時間近くいて、またJamやSessionになってしまいました。
たまにDianneやSavion等tapperが訪ねてくるらしく、それがとても楽しみなのだそうです。
施設でも、周囲の人からとても愛されているBunnyでした。
PrinceはFour Step Brothersの1人。彼とはSt.Louis Tap Festivalで会いました。
彼は今、ダウンタウンから少し離れた所にあるカジノで働いています。
やはり病気をして半身が少しコントロール悪いようで、声の出が悪くなったとか、もう踊れないんだと寂しそうに言ってましたが、それでもドレスアップして働く事を楽しんでいるようでした。彼は仕事中だったので、ほんとに挨拶程度で、少しだけ話して帰りました。
そしてItaのネバタ州のRepであるSusanの家に行きました。彼女はDianneと同じくBostonにいる時Leonの生徒でした。とっても明るく活発な女性で今はVegas のHotelでショウの振付などをしています。Stepの話になると興奮して、ついには彼女の家のスタジオでLeonを一緒に踊りました。Stepをシェアできるって国境を越え、とっても楽しいです。Masterのピースを知ってると、そういう時喜びを感じる事ができます。
そこのスタジオの床はSam Webberの薦める床なんだそうです。そしてつい最近、Tedもここに来て踊ったそうです。
Tap Dancerの輪って本当に暖かいです。
こっちではDianneとも電話で話しました。彼女はVegasに住みたいそうです。ギャンブルも好きらしいです。
私は全くやらないので、Vegasに来てもカジノには行きません(笑)。べネチアンのゴンドラやNYNYやサハラのジェットコースターには乗りますが。
せっかくなのでShowを見ようとお薦めを聞いたら、「KA」(”か”と呼びます)が良いというので、見に行きました。
これは日本ではギダムやアレグリアで有名な”シルク・ドゥ・ソレイユ”の新作です。
前回は「0」(オー)を見ました。水がテーマで、舞台が突然大きなプールになったりするすごい仕掛けでした。
「KA」は火をテーマにして物語が進んで行きます。(日本人女性が1人出てました)
開演前から上から釣り下がった人達がパフォームをしていて、待っている間も退屈しないんです。
そして幕が開くと、舞台が斜めになったり、垂直になったり、回転したり。突然巨大な船が舞台の底から出てきたり、とにかく空間をフルにつかっているセットがすごいです。言葉にして説明するのが難しいです。衣装もメイクも独特。アクロバティックなパフォーマンスもいつもの事ながらため息もの。
舞台というか、映画を見ているようでした。こんな事が生の舞台で出来るなんて〜って感じでした。とにかくアメージング!!!
今回は渡米前が超多忙で疲れてたので、プライベートな時間のんびりするつもりでしたが、ふたを開けたらマスターを巡る旅になっていて、結構忙しかったです。
でも、一生心に残る素晴らしい出会いの旅になりました。BASEMENTで買ったテレトーンタップスペンダントをMaster達に差し上げました。皆さん大変喜んでました。
Master達って、共に時間を過ごすだけで、多くの事を教えてくれます。givinな精神というのか、ただ一緒に過ごす・Stepを踏む・話をする、それだけで暖かい豊かな心になれ、心地よくなれるっていうのは、やはり人間性なんだな〜って改めて感じた旅でした。
そういえばHenryが「自分がやってる事を楽しむ事・好きになる事が大事だよ。stepを人とシェアする事が素晴らしい」って昔言ってたと思い出しました。
次いつ訪問できるかわからないけど、生きるエネルギーをシェアできるから、また訪ねていきたいと思います。
その時まで元気でいて欲しいです。
Bunnyが最後に言ってました。「僕の為に祈って下さい。僕もyukiの為に祈ります。神の祝福を・・」 |